logo愛媛大学井上昌善研究室

令和7年度 Nakayama Base 第八弾

8/24(日)に、愛媛県教育研修センターにて、「日本ESD学会 第8回大会」が開催されました。「戦後80年、これからのESDについて考える」をテーマとして、全国各地、子どもから大人まで様々な人が集まり、自分たちの行っているESDの実践について発表し、交流する中で学びを深めていきました。

 まず、私たちは、6月に行ったよもぎあられ学習について、ポスター発表を行いました。よもぎあられ学習がスタートした背景から始まり、どのような段階を踏んで教材研究を行なっていったか、子どもたちの興味・関心を引きつけるためにどのような工夫を行っていったかなどについて述べていきました。最後に井上先生からそれらの学習を振り返ってどのようなESDの観点があったか、プロジェクトを進める中でどのような課題があったかを振り返り、締め括っていただきました。お話を聞いてくださった人々との対話を通して、子どもに自分ごととして地域の課題を聞いてもらうためにどのような工夫が必要か、このよもぎあられ学習が校長、大学生が替わったとしても続いていくためにはどのような態度を育てる姿勢が必要かについて考えを深めることができました。この交流を通して出た意見なども基に卒論の視点も深めていきたいです。

 自分の発表外の時間は他のグループの発表を聞かせていただきました。高校生ながら、自分の地元のために何かイベントをしたい、この課題を解決するために何か出来ることはないかを考えて、周りを巻き込んで実践していました。どのグループもとても素敵な実践で、自分も自分の出来る方向性で頑張らなければと思わされました。以下、当日の様子です。

  

 本日は貴重なお話を聞くことができ、多くの学びを得ました。本日学んだことを活かして教材開発・卒業論文を行っていきたいです。関係者の皆様、ありがとうございました。(報告者:岩崎颯太)