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令和7年度 西予市立野村小学校防災学習(第1回)成果報告

令和7年度 西予市立野村小学校防災学習(第1回)成果報告

 2025年11月4日(火)に、和田哲汰(学部4年生)が西予市立野村小学校にて第一回の防災学習を行いました。これは小学校6年生を対象に総合的な学習の時間にて防災学習を行うものです。

 第一回は、西日本豪雨災害で被害を受けた百姓百品というお店はどんなお店なのか、また災害後もお店を再開することができた秘密は何であったのかを学習していく授業を行いました。百姓百品で働かれている福井さんにもご協力をいただき、当時の思いなどを話してもらうなど、児童が興味を持ち理解を深められるよう学習を行いました。

成果と課題

 授業の成果は百姓百品が地域を大切にしているお店であることや災害再開できた秘密の一つがトラックであったということを児童とともに確認できたことです。本時の目標としていたことをペアワークやクイズ、外部人材の活用を通し達成することができたと思います。

 一方で課題は、再開できた秘密の一つであるトラックの見方の変容が不十分であったという点です。福井さんの話をうけ、トラックは一体何を運んでいたのか、またトラックは災害を受けた百姓百品にとってどのような存在であったのかを確かめる必要があったと感じています。

授業者の感想

 今回授業では、児童のみなさんが積極的に発言やペアワークをしてくれたため楽しく行うことができました。また外部人材を活用した授業の難しさも学びました。地域企業の復興復旧について学びを深められるよう、今後の授業も精一杯頑張りたいと思います。(和田哲太)

 本日は貴重な経験をさせていただきありがとうございました。次回は、11月6日(木)にコープ束本店に伺います。次回もよろしくお願いいたします。(報告者:大石有美香)