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NPOくすくす×愛大(第1回)成果報告

「伝え合う」って面白いを体験しよう!

 2026年5月31日(日)にNPOくすくすさんのイベントにて、小学生と保護者の方々を対象にワークショップを実施させていただきました。

 本ワークショップは、「当たり前を問い直し、多世代と対話する面白さを体験してもらうこと」を目的として企画いたしました。

 当日は、小学生10名とその保護者、ボランティアの学生2名にご参加いただき「どうして学校に行くの?」をテーマに考えを深め合いました。

活動の様子①

 初めに、学校の好きなところやこんな学校だったらいいなというテーマで話し合ってもらいました。
 子どもたちからは、「友達と話せる」「休み時間に遊ぶこと」といった人との関わりに着目した意見や「プールがあること」「図工の時間」「見学する勉強」など、実技教科を中心とした授業の好きなところの意見が挙げられました。一方で、「先生に怒られること」や「勉強が苦手であること」といった、普段の学校生活で感じているもやもやした点を挙げてくれる児童もいました。


 次に、学校では何を学んでいるのかという観点から、学ぶ意義について話し合ってもらいました。ここでも「数学で計算を学んでいる」「社会科で松山市の特徴について調べている」「国語で書写を勉強している」といった教科での学びに着目した意見がありました。また、「友達とのかかわり方」「協力すること」「係の仕事をすること」など、日々の対人関係や役割を果たすことの重要性についての意見も多くありました。

 

 最後に、グループで考えたことを踏まえて、なぜ学校に行かなければならないかについて考えました。小学生の参加者からは、「将来に向けての準備」「大人になっても困らないように」「いろいろな勉強をするため」といった意見が発表され、将来に向けた学ぶ意義について考えていました。

活動の様子②

 大人チームからは、「学校は発見をするために行く場所」という意見が出され、小学生たちは多角的な視点から学校へ行く意味について学んでいました。


 振り返りでは、「自由に意見が言えたのがよかった」「当たり前すぎて考えてなかったけど、よく考えられた」「人の意見を聞けた」という感想が寄せられました。地域教育の場で、多世代との意見交換を通して自分の意見を発表する子どもたちの姿を見て、公教育だけではなく地域教育の重要性について考える機会となりました。

授業者の感想

 今回のワークショップは、地域のNPOの方々と協働して企画・実施したこともあり、「学校教育と地域教育のつながりと違い」について学ぶ貴重な機会となりました。
 子どもたちの発言から、校外学習など実技を伴う学習への関心が高いことを感じました。将来、社会科の教員を目指すものとして、校外学習を活かした社会科授業の在り方について模索していきたいと考えています。
 また、地域教育の強みとして、多世代交流による学びの深さを実感しました。学校教育では教員と生徒の関わりが基本ですが、地域教育の強みは、多様な世代と気軽に交流し、意見交換ができることにあると思いました。今回のイベントでも、様々なバックボーンを持つ保護者の方や大学生が関わることで、子どもたちの学びがより深いものになったと感じています。

 イベントにあたり、ご協力いただいたNPOくすくすの皆様、ご参加していただいた皆様に心より感謝申し上げます。今後もくすくすさんと一緒に魅力的なイベントを企画してまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。(報告者:村田朋樹)